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交差点の空撮風景

出版社のための
IT系教科書採用の
極意〈大学生協編〉

生協の協力で採用情報や教員情報を入手することが肝心です

大学内にある生協は採用品のほぼすべてを扱い、店頭で専門書・一般書を販売するほか、研究費での校費購入の取り扱いも行っています。先生との距離も近く採用品に関する情報もたくさん持っています。生協はぜひ味方につけて、さまざまな販促に協力してもらいましょう。

大学生協とそのほかの大学書店を合わせると計660店
そのうち理工系大学の採用重要店は計190店

生協店数3.png
生協重要店数3.png

全国の大学内書店全体の6割が大学生協で、そのほか紀伊國屋大学ブックセンター(BC)丸善キャンパスショップ(CS)その他大学書店があります。効率を考えて採用営業は重要店を中心に行います。

​※大学生協、紀伊國屋BC、丸善CS、その他大学書店はリストがダウンロードできます​。住所・電話・FAX・Mailなどは会員専用のダウンロードページからご利用できます。

大学生協の大型店は全体の10%ほど
90%の店舗では採用品の売上が8割近くに

大学生協の大型店(東大本郷生協、京大ルネ、早大ブックセンターなど)は採用品、一般店頭、校費の売上がそれぞれ1/3ずつになっていますが、そのほかの9割の中小店では採用品の売上が80%にもなります。いかに採用品の売上が重要かわかります。

[その1]カタログを研究室に配布してもらおう
生協店では定期的に研究室にチラシなどを配布しているほか、注文品も配達していますのでカタログを一緒に届けてもらいましょう。カタログを一括して生協店に送付するだけですので、DMで配布するよりコストが削減でき、自分で配布するより時間が節約できます。一番効果の高いのは生協担当者から直接教員にカタログを手渡してもらうことです。また、研究室へのポスティングが可能な大学もありますから、配布方法は生協と相談するとよいでしょう。

[その2]教科書リストの入手しよう
教科書販売期間には教科書リストが生協店頭に置かれています。このリストを入手し採用状況を知ることは今後の対策に有用です。生協のホームページで教科書リストをダウンロードできるところもあります。しかし最近では教科書リストを配布する店舗は少なくなっており、丸善CSや紀伊國屋BCでは学生以外にはほとんど配布禁止しています。

[その3]PC書フェア開催
年に1回は生協店頭で自社商品をずらっと並べたいものです。1か月くらい採用向けPC書を5~10点平積みにすればおのずと教員の目に留まるものです。フェア時期の狙い目は教科書販売の終了する5~6月、11~12月です。フェアについては店舗に対して個別に依頼もできますが、生協本部(紀伊國屋、丸善も同様)から一括して案内・申込もできますのでご利用をお勧めします。

[その4]採用情報を聞き出す
生協の採用品担当者は教員に教科書指定書を配布して採用品の確認をしています。「A先生がJavaの教科書を探している」とか「B先生の採用しているプログラミングの教科書が品切れだ」などの情報が早めにわかればチャンスになりますので、日ごろからの付き合いが重要です。理工書担当と採用品担当は分かれていることもありますので要注意です。

 

[その5]研究室の巡回訪問する
研究室に訪問して教員に面会するのは、採用実績のある教員くらいしかできないのが実情です。新規の教員に直接会うのは採用営業にとても効果的ですが、なかなかハードルが高い問題です。そこで生協担当と一緒に研究室を巡回し、カタログを渡していきます。さまざまな教員と直接会話ができるので新たな採用獲得の機会となります。これには生協担当者のやる気と向上心が必要ですので、日ごろから交流を深め、事前に計画を相談してみましょう。

 

[その6]店舗の売上状況/優良店舗の表彰
各生協店では、チェーン内でどのくらいの売上ランクなのか知りたいものです。他店よりも売上ランクが高いとモチベーション向上につながります。採用品の多い店舗が上位になるのが普通ですが、これも売上アップには採用がとても重要だということです。上位店舗には、なにかしらの表彰するとさらにモチベーションが上がることでしょう。
 

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販売元:オフィスユー

Email:info@officeyou.net

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